【2/7】ボードゲームサークル交流会、参加受付中! [ボードゲーム]
来る2/7(土)、
「ボードゲームサークル交流会」というボードゲームイベントが開催されます。
これまでは人数があまりに多くなるため、
参加者はコンピュータゲーム業界の人メインにしてきました。
(青物横町の会場は、70人でいっぱいいっぱいでしたね……)
が、今回の会場は秋葉原UDXビルのフードシアター5+1という大容量スペース!
晴れてアナログゲーム業界も含めることが可能になり、
ブログに宣伝記事を書いてもブーイングを浴びずにすむ状況となりました。
詳しいことは以下のurlをご覧ください。
第2回、第3回の様子から、だいたいの雰囲気も掴めるんじゃないかと。
http://www.igda.jp/modules/news/article.php?storyid=1550
mixiユーザーの方は、こちらも是非。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3560395
これにて紹介終わりっ!
……だとあまりに不親切なので、
当日までの流れと注意点を簡単にまとめてみました。参考になれば幸いです。
その1:確認しよう!
上のurlをクリックした方は冒頭で読まれたと思いますが、
この会にはひとつ参加条件があります。
「デジタル、アナログ、プロ、アマを問わず、
ゲーム製作、ゲーム業界に関係している、
或いは、関係したことがあれば、参加することが出来ます。」
これさえ満たしていれば、誰でも参加できます。
参加費振込期限の1/31(土)15:00が最終締め切りですが、
申し込みは定員に達した時点でも終了となりますので、お早めに!
その2:申し込もう!
まず、参加希望の方は以下のurlから申し込みをします。
http://www.igda.jp/modules/eguide/event.php?eid=61#form
申し込まずに会場に行っても、参加できません!
会場の特性上、参加人数をかっちり決めてしまうためです。
こればっかりはどうしようもないので、申し込みはお早めに!
申し込み項目の「所属」か「備考」には、サークル名を書いても構いません。
いや、むしろ書いてくださいお願いします。
どのサークルの方が参加してくださったか、スタッフ楽しみにしてますので。
その3:振り込もう!
申し込んだだけで満足してちゃダメ!
事前振り込み式なので、ご注意ください。
申し込んだら即、銀行に振り込みに行きましょう!
夜に申し込んだ人は、手のひらに油性マジックで書いてから寝るのが吉。
第2部までなら2,500円、懇親会込みなら5,500円です。
その4:準備しよう!
当日は名刺2枚をご持参ください。
首からぶら下げるフォルダーに入れる用と、会の保存用です。
ゲームの持ち込みは自由です。
「交流会」という場であるため、
長時間ゲームよりも短時間で楽しめるゲームの方がウケがいいみたいです。
せっかくなんだから、色々な人と楽しもうぜっ!
ちなみに、第3回のとき『盗賊の親方』持ち込んだのは私です。
別の意味でウケを取ったよ!
あぁ、それと体調を崩さないように、前日はあったかくして寝ましょうね。
……さて、ここまで読んで予想できたでしょうが、
今回は私もスタッフとして参加いたします!
当日は、おそらくフリー卓のゲームアテンドに奔走することでしょう。
よかったら一緒に遊んでくださいね♪
質問がありましたら、私に直接問いただしてくださってもOKです。
ブログにコメント書き込むなりメール送るなり、お好きな方法でどうぞ♪
即答できない内容なら、その日のうちに議題に上げて、なるたけ早くお答えします。
そして、当日遊びたいゲームのリクエストも受け付けてます。
古い情報ですが、こちらに所有リストがございます。
わー所有数530だってー今の2/3だー(棒読み)
できるだけ持って行くよう頑張りますが、
押入れの奥底に眠っちゃってるものはゴメンナサイ(´・ω・`)
とりあえず、前回好評だった『盗賊の親方』と『グラフィティ』は持って行きます!
本日までの申し込み率は、ピッタリ半分の50%!
繰り返しますが、申し込みはお早めに!
さぁみんな、後楽園ゆうえんち 秋葉原UDXビルで、僕と握手!
【お知らせ】2009/01 秋葉原ゲーム会 開催します。 [ボードゲーム]
年も変わって、いつも遊んでくれる面々に直接ご挨拶したいと思う今日この頃。
そんなワケでして、ボードゲーム会を開きます。
日時はまだ未定ですが、来週土曜の24日が有力です。(1/19追記)
イエサブの空き状況によっては、再来週の31日になるかも。
開催日は31日に決定しました!
1卓だけしか取れなかったんで、メンバーは最大でも6人ってことで。
プライベートゲーム会なので、参加者は私か常連さんと面識のある方に絞ります。
今年一発目ってことで、かなり気合の入ったラインナップでいきます。
最近評判になってる『ドミニオン』 『レッドノベンバーを救え!』 『タリスマン』
以前から評価の高い『大聖堂』 『モダンアート』 『画商』
定番タイトルの拡張『カルカソンヌ・カタパルト』
NDS版は散々だった『ハリネズミ怒る』(なんか無性に遊びたくなった)
あたりで如何でしょう?
ぶっちゃけ、私が遊んでみたいタイトルなんですが。
さすがに全部持っていくのは無理なので、
この中から会当日の気分でチョイスすることにします。
これらとは別に、軽い内容のものも会当日の気分で持って行きます。
希望の声が上がれば優先して持って行きますので、
参加表明とあわせてぜひ書いてね~♪
NDSで『ハリネズミ怒る』、『スコットランドヤード』、『ラビリンス』 [NDS]
きっかけは、Table Games in the Worldで紹介されたこの記事。
『論理コーチ』はずいぶん前に買って、ブログに書きました。
そのときはまだ『ハリネズミ怒る』が発売されていなかったのです。
最近ふと思い出してドイツアマゾンを覗いてみれば、
なんと他にもボードゲームがNDSに移植されているじゃありませんか!
そりゃもう電光石火で注文しましたよ。
現在NDS化されているボードゲームは4つ。
そのうち3つが今週頭に届きました……残る1つも、もうじき届くと思われます。
では、届いた3つのゲームを紹介致しましょう。
『ハリネズミ怒る』 [Igel Ärgern]
ドリス&フランク社から発売された双六ゲーム。
様々なバリエーションルールから好きなものを好きなだけ選択して、
自分好みの遊び方ができるのが特徴です。
NDS版に採用されているのはそのうち5つ。
「1列と6列の行き来」「コマの初期配置」「コマを進める列の選択方法」
「コマが同じマスに入ったときの処理」「ドーピングの有無」
説明書がドイツ語なんで、ドーピングだけ意味不明。
プレイしても、これだけ何が変わったのか分かりません。
さて、何はともあれプレイを始めた私でしたが、
開始早々、ゲームに必要な要素が欠けまくっている駄作と気づきました。
しかも『白騎士物語』とは違い、愛せないレベルのダメさ。
あまりに稚拙なグラフィック:
パッケージ写真を見てもわかるとおり、
主人公であるハリネズミのデザインがとっても気持ち悪い!
あぁ、ドリス・マテウス女史のオリジナルデザインよ何処へ……。
塗りが総じて単色で、のっぺりしているのがキモさに拍車をかけています。
のっぺりしているのはUIやコマもそうで、
ペラッペラな紙のコマで遊んでいる気分になってションボリすること請け合い。
システムの演出不足:
オリジナルではコマを動かす列をサイコロで決めるワケですが、
NDS版は列が連続して光り、そいつが止まったところに決定する次第。
なんとも味気ない演出で、心からげんなりできます。
さらにはこいつ、ランダマイザーとしても激しく欠陥品で。
光が1往復しても、1と6が1回しか選ばれません!
見た目に公平性は皆無、これでどうゲームを楽しめと!?
BGM不足:
なんと、ゲーム中BGMがありません!
手番が回ってきたときのジングルと
コマを動かしたときのハリネズミの鳴き声(?)以外は無音ですよ。
無音っぷりはどこまでも徹底していて、ゲームが終わったときですら無音です。
普通ファンファーレくらい鳴らすでしょうよ……。
バグ!?:
一番はじめにゴールに入ったコマ、ゴール扱いになってませんよ!?
……でも、きちんとコマは減ります。
4個の持ちコマを3個ゴールに運ぶゲームですから、
つまりは全部のコマをゴールに入れなければならなくなるワケで。
もはや勝負を放棄しろってことですよ、これ……。
まだありますよ。
選ばれた列にコマがあったら必ず(ライバルのでも)進めなければならないのに、
勝手にパス扱いになることが、何故かありやがります。
まだまだありますよ。
でもこれ以上は枚挙に暇がないので割愛。
とにかく、オリジナルルールを蔑ろにした内容ばかりです。
もはや『ハリネズミ怒る』じゃないですよ、これ……。
というわけで、激しくお勧めしません。
アマゾンのレビューが低得点なのも納得の出来です。
Oxygen Games社製というだけで、今後は買うのを躊躇いますね。
『スコットランドヤード』 [Scotland Yard]
怪盗Xと警察官の追いかけっこをうまくゲームに落とし込んだ名作です。
オリジナルは日本語版も発売されており、アマゾン やヨドバシカメラなどでも買えます。
こちらは演出も操作性も、すべてがすばらしい!
サービス精神も申し分なく、
なんとオリジナルステージ(ベルリン、パリ、アムステルダム)があります。
同システムを使った亜種『ニューヨークチェイス』もプレイできます。
その独自要素(ヘリコプター&閉鎖マーカー)はすべてのステージに適用可能、
ホントにもう至れり尽くせりです。
唯一の残念ポイントは、ゲームシェアリングに対応してないこと。
みんなでプレイするには人数分のソフトが必要で、
ソフトが一般流通していない日本では、対戦はかなり厳しいですね。
『ハリネズミ怒る』とは出来にえらい差があります。
作りがはるかに細やかで、ゲームへの愛が感じ取れます。
dtp young entertainment社の移植作には、今後も要注目です。
『ラビリンス』 [Das verrückte Labyrinth]
こちらもアマゾン などで日本語版が買える、ラベンスバーガー社の人気作です。
NDS版制作は、『スコットランドヤード』と同じくdtp young entertainment社。
こちらの移植も申し分なし!
元々ボードゲームでやるには少々難のあるシステムだったので、
むしろコンピュータ化して正解だったと言えましょう。
私も、このNDS版ではじめて楽しめました。
こちらもゲームシェアリングに対応していないのが残念。
対戦人数を制限してでも、なんとかしてもらいたかったモンです。
趣味丸出しでアレですが、dtp young entertainment社には
ラベンスバーガー社のギュンター・バースものも制作してほしいなぁ。
『サルの神殿』 [Affentemple]とか、NDSに合うと思うんだよね。
このブログを読んでこれらソフトが欲しくなった方は、
ぜひこちらを参考に、ドイツアマゾンで注文してみてください。
自分で複数本まとめて取り寄せて、ヤフオクで販売するのも面白いかな。
商売チャンスの予感!?
あ、そうだ。
注文した「残る1つ」は、おそらく世界で一番有名なドイツゲームのアレです。
NDS版では交渉UIがどうなってるかなー?
『白騎士物語』 [PS3]
昨年末は欲しいゲームのオンパレードでした。
さすがに全部買うワケにはいかないので厳選したワケですが、
その中の1本がこの、PS3オリジナルRPG『白騎士物語』 です。
PS3オリジナルのRPGって、はじめてだよね。
そういった意味でも、期待の高まるタイトルでした。
開発は『ローグギャラクシー』 のレベル5。
……代表作にこのタイトル挙げると、なんかダメに思えるのが不思議。
『ドラゴンクエスト8』 『レイトン教授』 を手がけ、
今は話題の『ドラゴンクエスト9』 を制作中の、開発力に定評のある会社なのですよ?
『白騎士物語』一番の売りは、なんといってもオンラインモード!
ネットにつないでいる他プレイヤーと一緒に、クエストに挑めるのです。
私も、これに期待して買った口だったりします。
オンラインモードのプレイヤーキャラクターはゲーム開始前、
かなり細かな設定項目を調整して作ります。
他プレイヤーのキャラを見ると、作り手の趣向が垣間見えて面白いです。
シャープでかっこいい髭男やら、クールビューティー風の女性とか。
……私の周辺では幼女率が高いですが、まぁ深く考えてはイケマセン。
戦闘は、アクション要素の混じったコマンド入力型バトルです。
まずキャラクターをリアルタイムに移動させて、ロックオン対象を選びます。
で、行動ゲージがたまったら○ボタン。
選んでたアクション(攻撃とかアイテム使用とか)が行われます。
この流れ自体は問題ないんですけどね。
アイテムの使いにくさが尋常じゃないのは頂けません。
問題点は2つあります。
行動ゲージがたまった後でないとアイテムメニューが開かない:
1行動を消費したにもかかわらず希望のアイテムを持っていなかった場合、
1回の行動が無駄になってしまいます。
誰が何を持たせたか、常に覚えておかなければいけません。
アイテムメニューの一覧性が悪い:
最大4枚のページを切り替えないと、所持アイテムすべてを確認できません。
さらに悪いことに、アイテムのソートルールは
「使用装備→消費アイテム→身に着けていない装備」の順で固定されています。
戦闘中にこそ使いたい回復アイテムや予備装備は、
よりによってアイテムメニューの後ろのページに表示されるワケです。
ここまでアイテムを使いにくくしたのは何で?
いっそアイテムも単体登録制にしてくれりゃ良かったのに……。
ついでに他の不満も今語っちゃいましょう。
主にNPCメッセージについてです。
異種族NPCに個性がない:
『白騎士物語』の世界には、さまざまな種族が存在します。
が、NPCメッセージを読んでも彼らの種族性を伝えるものは殆どなく、
変わった容姿の人間キャラクターとしか思えません。
ウサ耳の小人族は、好奇心旺盛で怖いもの知らず、
羊の角を持つ種族は、理性や理論を重んじる知性派(慎重すぎて臆病にも映る)、
カエルの種族は、金にうるさく常に損得を考えている……
このような種族特性をあらかじめ考えておき、
それをすべての種族NPCに反映させるべきだったと思います。
(その刷り込みがあった上でイレギュラーな思考を持った奴がいるとメリハリが効きます)
人間NPCにも個性がない:
会話内容といい、口調といい、
とにかくNPC全員に「この世界で生きている」感が足りません。
彼らが何を考えてその言葉を発しているかが、見えないのです。
ゲーム冒頭、街が襲撃され、城に大型モンスターが現れたというのに、
そのことを危機と感じているNPCの少ないこと少ないこと。
あれだけの大事があったんだから、もっと不安に思うだろ、動揺するだろ!?
心の声のカッコ書き:
通常のセリフと平行して、よくNPCの心の声がカッコ書きで書かれています。
……主人公レナードは読心術が使えるんですか?
読んでてすっごく醒めます。
ま、あのカッコ書きは小声の表現なんだと思います。思うのですが。
カッコに頼らずとも小声を想起させるセリフは書けるはず。
安易な方法で誤魔化したのはよろしくありません。
シズナ姫の扱い:
この話はちょっとネタバレになるので、フォント色を白にしときます。
以下、反転させて読んでください。
ストーリー進行上、シズナ姫をすぐに取り返されちゃ困るのは分かります。
取り返したと思った姫がまた攫われる展開も、
動揺をもたらす演出として欲しいのは分かります。
ですが、取り返した姫がまた攫われる過程が、あまりにバカっぽくて笑えます。
シズナ姫救出を至上目標としていた面々が、
なんで助けた姫様をそっちのけで行動しようとするのさ?
実は助ける気、ないんじゃない?
移動主体のクエスト:
まだ最初の2クエストしかプレイしてないんですけどね……
どちらも、無駄に広いフィールドを端から端まで走らせるという内容。
制限時間60分のうち、移動にかかる時間は20分にも及びます。
そりゃもうダレるの何のって。
移動はほとんどない、ボス敵をただ倒すだけのクエストがあっても良いと思うんだ。
大量のザコ敵を休む間もなく退治するクエストがあっても良いと思うんだ。
……高ランクのクエストにそういうの、あるといいなぁ。
チャットの不都合:
とまぁ移動の多いゲームなので、
移動の合間にパーティーメンバーとおしゃべりがしたくなります。
が、このゲームには「オート移動」がなく、移動中に文字を打つ余裕はありません。
戦闘もリアルタイムなので、当然チャットしてる余裕なし。
以上、どう考えてもこのゲームはボイスチャット対応でなきゃイケナイんです。
それなのに、それなのにっ!(血涙)
……バージョンアップで対応してくれるように、福岡に念波を送りましょう。
気づいたらすっごい長文になっちゃいました(汗)。
ここまで読んでくださった皆さん、ご苦労様。そしてありがとうございます。
いやー、ブログでここまで文句を語ったゲームは、NDSの『天堂独太』 以来じゃね?
でも、ここで勘違いしちゃいけないのは、
このゲームはオイラ、まだ愛をもってプレイしてるって事です。
繰り返しますが、戦闘システムの基本は問題ないんです。
ただ他の要素がうまく機能していない/作りが雑なだけで。
それが致命的なワケですけど。
残念ながらこのゲーム、現状ではあまり人に薦められません。
すべてはバージョンアップ次第ですね。
心から楽しめるものに変わってくれる未来を、本っ気で期待してます。